ウメイロモドキ
食用としても重要な魚
主に岩礁域やサンゴ礁域に大きな群れで生息する魚です。生まれた頃は、背鰭や尾鰭が鮮やかな黄色でとても美しい容姿です。 「ウメイロモドキ」という名前の由来は、フエダイ科の「ウメイロ」に似ているところからだと言われています。 動物プランクトンを主に食べていますが、小型の甲殻類等も食べることがあります。 沖縄では、食用の魚としても有名で、鍋物・刺身・塩焼き等にすると美味しいと評判です。
パンダダルマハゼ
海の中にもパンダ!?
水深約10mまでのサンゴ礁に生息する体長約2㎝ほどの小さな魚です。 ハナヤサイサンゴ属のサンゴの枝間によくみられます。小さい上にサンゴ礁の奥にいますので、写真撮影は困難かも知れません。 白色の体に黒い鰭を持っているのが特徴です。その模様がジャイアントパンダに似ていることから「パンダ」という名前が付けられました。
シマクダリボウズギスモドキ
夜しか出会えない魚!
体全体がメタリックな色で光っているこの魚は、普段岩穴や洞窟の奥に潜んでいます。 稀な種なのですが、ナイトダイビングでは観察が出来ます。水深2-23mほどで、体長は3-5㎝ですが成魚になると 最大15㎝まで成長するものもいます。なかなかお目にかかることが出来ない種ですが、ぜひ探してみて下さい。