1. TOP
  2. 沖縄
  3. 沖縄本島で潜るならどこがおすすめ?人気のダイビングポイントは?

沖縄本島で潜るならどこがおすすめ?人気のダイビングポイントは?

 公開日時:2018/03/12
この記事は約 5 分で読めます。 6,227 Views

周辺にある海の全部がダイビングスポットと言っても過言じゃないほど、魅力的な海に囲まれた沖縄。国内外を問わず、一年を通して大勢の観光客が訪れる、国内有数のリゾートです。沖縄と一言で言っても多くの離島がありますが、今回は飲食店や宿泊施設も豊富で利便性の高い、沖縄本島エリアにある人気のダイビングポイントをご紹介します。

北部エリアのおすすめダイビングポイント

北部エリアは、那覇空港からも遠く手付かずの自然が残っているところも。
沈船・海底鍾乳洞など珍しいポイントも!

USSエモンズ

沖縄本島から橋でつながる古宇利島の沖合、ボートで約20分の距離にある沈船ポイントです。
全長106mにも及ぶ巨大な沈船は、1945年の第二次世界大戦末期に沈められたアメリカの駆逐艦です。戦争の歴史を積んだまま沈む船体は、壊された状態でも圧倒的な存在感を放っています。水深が浅い部分でも水深34m、船底は水深43mに沈んでいます。潮の流れが変わりやすいこともあり、ディープダイビング経験がある中上級者以上のスキルが求められます。

ゴリラチョップ(崎本部)

美ら海水族館の近くにある崎本部ビーチです。真っ白な砂地が美しく、ポイント名にもなっているゴリラがチョップしたような形の大岩があります。最大水深は15mほどで流れもないため、体験ダイビングも行われる穏やかなポイントです。天気が良いと太陽の光が砂地で反射され、海中を明るく照らします。ソフトコーラルの群生に、スズメダイやハナゴイなどがカラフルに舞い、マクロ系の生き物も豊富なので、フォトダイバーやまったり潜りたいダイバーに人気のポイントです。

辺戸岬ドーム

沖縄本島の最北端にある観光名所、辺戸岬にあるポイントです。潮の流れに乗って潜るドリフトダイビングでエントリーするため、中級者以上におすすめです。エアードームのケーブが楽しめるポイントで、沖縄本島ではここにしかない海底鍾乳洞が見られるポイントです。岸壁沿いに潜行すると、水深15mの位置にドームへの入り口があります。エアードーム内ではレギュレーターを外して呼吸することもでき、ダイバーしか訪れることができない特別な空間を体験できます。

中部エリアのおすすめダイビングポイント

ダイビングショップも多い恩納村エリアが中心。
リゾートホテルなど宿泊施設も多いので、観光客も多いエリアです。
沖縄本島の西側に面しているので、アフターダイブは綺麗なサンセットを眺めることができます。

万座ドリームホール

沖縄本島の中でも、地形派ダイバーから圧倒的な人気を誇るポイントです。恩納村の万座にあり、ケーブ以外にも魚影の濃さが楽しめるポイントです。水深が深い洞窟内を進むポイントで、ケーブダイビングのスキルが必須となるため中上級者以上が推奨されます。縦穴から差し込むオーロラのような光が幻想的に洞窟内を照らし、ハタンポの群れが視界を覆います。通り穴を抜けるときに願い事をすると叶うというジンクスがありますが、あまりの絶景に忘れてしまうダイバーも多いようです。

真栄田岬/青の洞窟

ダイバーだけでなく、スノーケラーも大勢訪れる、沖縄本島を代表する人気スポットです。初心者から潜れる穏やかな海で、岬から長い階段を歩いて行けるため、ビーチでもボートでもエントリー可能です。青の洞窟へ進んでいくと、洞窟内を照らす太陽の光が青く反射し、幻想的な光景を作り出します。人懐っこいツバメウオや、リュウキュウハタンポの群れ、ツノダシなどに出会えます。

お花畑(浜辺No.1)

北谷町にある宮城海岸にあるお花畑は、沖縄本島を代表する癒し系スポットで、初級者から上級者まで人気があります。一面に広がるソフトコーラルと、クマノミやスズメダイ、ナンヨウハギやキンギョハナダイなどの色とりどりの魚が舞い踊ります。ポイント名の通り、お花畑のような光景に包まれて、のんびりまったり過ごすことができます。

南部エリアのおすすめダイビングポイント

ジョン万ビーチ(大度浜海岸)

糸満市の大度浜海岸にあるビーチで、初夏から夏にかけてはウミガメが産卵にも訪れます。幕末に活躍したジョン・万次郎が帰国した際に上陸したことからその呼び名がつけられました。サンゴや幼魚が多く、手つかずの自然が残るインリーフは講習にも利用されます。アウトリーフでは、ドロップオフやアーチなどの地形が楽しめ、ウミガメに出会える可能性もあります。潮汐の時間によってはリップカレントが起こりやすい地形です。

ルカン礁

糸満市とケラマ諸島の中間にあるポイントで、サンゴが隆起してできたドーナツ型の環礁です。30mまで落ち込むドロップオフには、視界を埋め尽くすグルクンやアカヒメジの大群などが見られ、イソマグロやロウニンアジといった大型回遊魚による捕食活動に遭遇することも。流れの中心にあるポイントのため、中上級者以上のスキルが求められます。

奥武島

沖縄本島と橋でつながる奥武島は初心者から潜ることができます。ビーチとボートのポイントがありますが、ビーチの場合、季節風の影響をあまり受けないため一年中潜ることができ、講習でもよく利用される浅く穏やかな海です。刺激を受けて発光する夜光虫が多いため、ナイトダイビングで人気のポイントです。ボートで沖合からエントリーした場合、ドロップオフや洞窟など、起伏に富んだ地形も楽しめます。

おわりに

沖縄の海には多種多少な生き物が生息し、ダイナミックな地形などのバリエーションに富んだダイビングポイントが充実しています。GWやお盆になるとハイシーズンで多くの観光客が殺到しますが、ダイビングは季節を問わないため、シーズンオフの時期を狙うとリーズナブルなプランでリゾート旅行が楽しめます。毎日頑張っているご褒美に、沖縄の海でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

ライター紹介 ライター一覧

redfin編集部

redfin編集部

沖縄ダイビングツアーの企画・販売を初めて30年のレッドフィン ダイビングツアーがお届けするダイビングポータルサイト。沖縄本島から離島・さらに奄美方面まで多彩な情報をお届けしています。

関連記事

  • 冬こそ沖縄の海で潜ろう!冬のダイビングの魅力とは

  • ダイビング旅行なら沖縄がおすすめ!その理由とは…

  • 沖縄でウミウシに会いにいこう!本島でおすすめのスポットはココ!!

  • 大物以外の人気癒し生物~沖縄本島・慶良間諸島編~

  • 台風後の沖縄の海はどうなる?うねりや透明度は?ダイビングはできる?