ダイビングの講習ってどんなことするの?気になる講習内容を解説します!
ダイビングをする場合、PADIやNAUIといった指導団体が発行する『Cカード』と呼ばれる認定証が必要です。世界中にいくつもの指導団体が存在しますが、基本的に学ぶ内容はどこも同じ。迷った場合は知名度の高い指導団体を選ぶと世界中で潜れるのでおすすめです。
この記事の目次
講習の内容って?
ダイビングのCカードにはいろいろな種類やランクがありますが、ここでは基本のOWD(オープンウォーターダイバー)についてご紹介します。
講習のメニューは大きく分けて3つ。学科講習・限定水域講習(浅瀬もしくはプール)・海洋実習とあり、学科は試験に合格する必要があります。3日あれば取得できますが、リゾート型のダイビングショップなどではEラーニングなどで事前学習ができるところがあります。現地では限定水域講習・海洋実習・学科テストのみなので、最短で2日あれば取得可能。旅行のついでにCカード取得を目指す方にもおすすめですよ!
学科講習について
ダイビング器材の種類や使い方、水圧と窒素、減圧症についての知識、潜水計画の立て方、水中での物の見え方や危険生物の知識などの、ダイビングを楽しむために必要な知識を学びます。学科テストがあるので合格できなかったらどうしよう?と不安になるかもしれませんが、テキストに沿って学習すれば大丈夫。万が一失敗しても、復習後に再チャレンジできるのでご安心ください!
限定水域講習について
足のつかない深さのプールもしくは流れのない浅瀬での実技講習です。
陸上で器材のセッティングや装着をして、器材の使い方をおさらいします。ゆっくり潜行したら、水中での呼吸方法や耳抜き、BCDを操作しての浮力の取り方やゲージの見方・水中でのバランスのとり方・フィンキックの方法などを習得します。
そのほかにもトラブル対処の方法として、レギュレータークリアやレギュレーターリカバリー・マスククリアにオクトパス(予備の空気源)の操作・ハンドシグナルなど、教わる内容は盛りだくさん。海洋実習もあるので、あまり気負わずに楽しみながら講習を受けましょう。
海洋実習について
海洋実習では、実際に海に潜って限定水域で受けた講習をおさらいします。最大水深18mまでの水深で講習をすることになりますが、実際にはそこまで深い場所で講習することはほとんどありません。水深が深いポイントで潜ると、水圧の変化や水の流れ、浮力の調整の難しさをより感じることができますよ。
もし沖縄などで講習を受けようか検討しているのなら、サンゴやカラフルな熱帯魚に囲まれて、楽しみながらスキル習得ができるのでおすすめです。
講習を終えたら、器材の片付けや洗い方も教わりましょう。最後にログブックを付けたら講習終了です。タイミングはショップによって異なりますが、学科テストに合格すればオープンウォーターダイバーとしてファンダイビングに参加できるようになります!
講習に不安がある方へ
どのダイビングショップでもインストラクターがしっかり個人の実力を見て、無理のないペースで講習を進めています。
不安なスキルがあるまま講習を終えてしまっては意味がありませんし、インストラクターもわからないことや心配なことは伝えて欲しいと思っています。スキルに不安がある場合や繰り返し練習したいことなどは、遠慮せずに伝えるようにしましょうね!
ステップアップコース(アドバンスドライセンス)も目指しましょう!
オープンウォーターの次は、水深18m以上の深い海も自由に潜ることができるアドバンスライセンスに挑戦しましょう。オープンウォーターのような時間をかけた学科講習はなく、海洋実習が2日間あります。水深18m以上の海で潜るための「ディープダイビング」と、目的地まで迷わず泳ぐための「水中ナビゲーション」の講習が必修です。そのほかは、ボートダイブや魚の見分け方など、自分が興味のあるメニューから選択します。
自由に潜れるようになる分、潜水計画の立て方をはじめ浮力の調整、カレントへの対処など、気を付けなければいけないことも多くなります。オープンウォーター取得後にブランク期間が心配な方は、間隔を空けずにアドバンスライセンスまで取得することでスムーズにスキルアップが目指せます!
おわりに
Cカードを取得してダイバーデビューしたからといって、すぐにスイスイ潜れる人なんて滅多にいません。何度も潜っていると時にはヒヤッとするような経験もあるかもしれませんが、無理せず経験を重ねることでさまざまなシーンに対応できるようになります。安全に配慮しながらダイビングを楽しんで、スキルアップを目指しましょうね!
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