視力が悪い人のダイビングはどうすれば良い?おすすめマスクについて
ダイビングをするときに、視力が悪くて普段メガネやコンタクトをつけている人はどうすれば良いのでしょうか。
水中では地上と屈折率が異なるため、陸上の約1.3倍の大きさで物を見ることができます。
裸眼でちょっと見えづらいという人だったら水中に潜ると見やすくなることもあるようです。
とはいえ、劇的に良く見えるようになるわけではありません。
普段コンタクトレンズを付けているという人は、そのままコンタクトを付けてダイビングをする方法が一番シンプル。
安全面や衛生面が不安という方や、普段メガネでコンタクトが合わないという人は、度が入ったダイビングマスクを使うという方法があります。
それぞれ、メリットとデメリットがあるので、しっかり検討してご自身に合った方法をとりましょう。
コンタクトで潜る
コンタクトレンズを付けたままダイビングをしているダイバーはたくさんいます。
メリットとしては、いつも通りの付け心地でそのまま海に潜れるので、視界に違和感なく潜ることができます。
度入りレンズを使わないので、コストもかかりません。
デメリットとしては、マスク内に海水が入ってきた場合、レンズが外れることや海水でふやけて変形して痛みや違和感で集中できないかもしれません。
最悪の場合、角膜や眼球を傷つけてしまうリスクも踏まえて、コンタクトを使用しましょう。
外れたり流されたりしないように、フィット感の高いソフトレンズのワンデー使い捨てタイプを利用しましょう。
また、紛失や破損したときのことを考えて、いくつか予備をもって行くことをおすすめします。
度付きマスクを使う
度付きのレンズを入れる場合、オプティカルレンズ対応の二眼マスクであれば、度付きのレンズに変えることができます。
もちろん、左右異なる視力でも大丈夫。
メーカーによっては、一眼マスクでも、貼り付けタイプの加工であれば度付きにできる場合もあるようです。
オーダーの際は、眼鏡店もしくは眼科の処方箋が必要になります。
既製品のマスクよりも高価で、価格や納期も一週間以上かかることも。
度入りマスクに限りませんが、持ち運びの際に踏んだり落としたり破損しないように、しっかり管理しましょう。
ダイビングマスクのおすすめメーカー
GULL
「マンティスLV」「ランツェ」「マンティス5」「マンティス」「ネイダ」シリーズがオプティカルレンズに対応。
既製のレンズは近視用のみですが、オーダーメイドレンズでは遠視や乱視、老眼、遠近両用など、さまざまなダイバーの要望に応えます。
TUSA
国産のダイビング器材で、品質に定評があるメーカーです。
耐久性とフィッティング性能に優れた「Paragon」はインストラクターの愛用者も多い話題のマスク。その他にも、軽量でコンパクトな「PLATINA」、スリムなフレームで開放的な視界が確保できる「splendive」などのシリーズで度付きレンズを使用できます。
AQUALANG
世界に展開する老舗のダイビングギアメーカー。
日本オリジナルデザインの「NINAマスク」は、フィット感と開放的な視界に優れたマスク。曇り防止フィルムで不快な曇りを予防します。
顔にフィットするシリコンスカートが、海水の侵入をしっかりガード。
apollo
業務用器材や水中スクーターなども手掛ける日本潜水機株式会社が手掛けるダイビングギアのブランドです。
「バイオメタルマスク」シリーズでは、タフで高級感のあるメタルフレームを採用し、一眼に近い開放的な視野を実現しています。
近視・遠視・老眼・遠近両用に対応したレンズのオーダーが可能です。
まとめ
せっかくのダイビングで、視界がぼやけたままではどんなに素敵な光景に遭遇しても残念な気持ちになりますよね。
特別な出会いを逃さないためにも、今回ご紹介した度付きマスクやコンタクトなど、準備をしっかりして楽しみましょう!