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いざという時に役に立つ!ナビゲーションをマスターしよう

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アドバンスライセンスの講習では、基本的なナビゲーションスキルを学びますが、ガイドやインストラクターの後をついて潜るスタイルに慣れてしまうとついつい忘れてしまいます。バディダイビングをするためには必須のスキルになり、バディやガイドとはぐれた場合など、いざというときに役に立ちます。普段のファンダイビングでもナビゲーションを意識して潜るようにしましょう。

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ナチュラルナビゲーション

ナビゲーションは、ナチュラルナビゲーションをコンパスナビゲーションで補完することで、精度が高くなります。ナチュラルナビゲーションの基本は、水中の地形や岩、漁礁などの動かない人工物やソフトコーラルなどを目標物に定めます。他にも、水深が現在地を知る手掛かりにもなるため、事前にポイントの水中マップで地形や深度を確認しておくと良いでしょう。さらに、砂地の場合は砂紋が海岸線と水平に現れます。水深が浅くなる方向へ進むと、必然的に陸地へと向かいます。目印の少ない砂地で潜る場合は、覚えておくと良いでしょう。

コンパスナビゲーション

ダイビングでは、耐圧防水のコンパスを使用します。コンパスの中央には進行方向を示す赤いラバーラインがあり、このラインが示す方向に沿って進みます。文字盤には回転式のベゼルがついていて、ベゼルには0℃から360℃までの方位メモリが記載されています。エントリー前に進行方角を向き、ベゼルを回してインデックスを北に合わせておきましょう。
インデックスマークが外れないように、まっすぐ進み、直線で往復する場合はベゼルを180℃回転し、インデックスマークから北が外れないようにまっすぐ戻ります。講習で習った三角形や四角形のナビゲーションは、直線ナビゲーションの応用です。例えば、四角形に進む場合は同じ距離を進み、90℃を3回曲がると元の位置に戻ります。
コンパスは持ち方もコツがあり、中性浮力を保ち、胸元あたりの体の中心で水平に持ちましょう。コンパスの側面にあるサイドリーディングと呼ばれる小窓から方向を確認します。
コンパスだけを見ながらまっすぐ進んでしまうと、気付かないうちに潮流によって流されてしまい、大幅に目測を誤ってしまう可能性があります。ナチュラルナビゲーションを取り入れて、地形や目印を定めて進むことで、誤差の少ないコース取りができるようになります。

距離の測り方

距離を測る場合、地形や水中の根や岩などを目印にしてもよいですが、フィンキックによってどれだけ進んだか、おおよその進行距離が割り出せます。ショップによって異なりますが、もし講習の時に、両足1キックずつの1サイクルで何メートル進むのか計ることができれば、覚えておくと便利です。その他の方法として、一定の速度で泳ぎ続けた場合に、移動時間や残圧の減少度合によっておおよその距離を把握することもできます。

日ごろからナビゲーションを意識しよう

タンクのみを借りて潜るセルフダイビングを除くと、国内外の多くのダイビングショップにおいて、安全のためにガイドやインストラクターが同行します。そのままついて潜ると安全で安心にダイビングが楽しめますが、万が一ガイドやバディとはぐれてしまった場合は、自力で陸やボートまで辿り着かなければいけません。そんな時に、自分がどの位置にいるのかを把握して進行方向を見定めるためにナビゲーションスキルが役に立ちます。
とはいえ、練習する機会がないと上達も難しいため、なるべくガイドがいるファンダイビングの時にナビゲーションを練習してみましょう。エントリー前に、進行方向やルートを確認し、コンパスを合わせます。水中では、ナチュラルナビゲーションを意識しながら、進行方向や潜水時間を意識して、エキジットポイントまでの位置を想定しながら潜ってみましょう。地形や生物など、目印になりそうなものを記憶するクセが身に付けておくと、ナビゲーションスキルの上達にもなります。
人任せにせず自立したダイバーになって、よりダイビングを楽しみましょう

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redfin編集部

redfin編集部

沖縄ダイビングツアーの企画・販売を初めて30年のレッドフィン ダイビングツアーがお届けするダイビングポータルサイト。沖縄本島から離島・さらに奄美方面まで多彩な情報をお届けしています。

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