1. TOP
  2. ダイビングスポット
  3. ギンガメトルネードを見に行こう!おすすめダイビングスポット

ギンガメトルネードを見に行こう!おすすめダイビングスポット

 公開日時:2021/04/27
この記事は約 5 分で読めます。 4,784 Views
ギンガメアジトルネード

亜熱帯の海域に生息するギンガメアジは群れで生息し、多いときでは数百匹~数千匹の大群になります。その大群がぐるぐると渦を巻いた状態は「ギンガメトルネード」と呼ばれ、ダイビング中に一度は出会ってみたい圧倒される迫力と神秘に満ちています。たとえ渦を巻かなくても、巨大な壁を築きあげる光景も圧巻です。

今回は、そんなギンガメトルネードやギンガメアジの大群に出会えるダイビングスポットをご紹介します!

粟国島

粟国島

ギンガメアジ=粟国島、というくらいダイバーの間では有名なダイビングスポットです。

粟国島へ渡るには、那覇市の泊港から「フェリー粟国」に乗って約2時間10分。

周囲約12km・面積7.64kmの小さな島です。

沖縄本島のダイビングショップで日帰りツアーに参加することができますが、粟国島にもダイビングショップがあるので、滞在してのんびりと島時間を満喫するのもおすすめ。

シーズン中は予約が取れないこともあるので、早めの計画がおすすめです。

ダイビングスポット【筆ん崎(でんざき)】

ふでんざき

島の南西端にあり、粟国島を代表するダイビングスポットです。

視界を覆いつくすギンガメアジの大群は、思わず息を呑んでしまう迫力の光景。トルネードして巨大な玉のようになった「ギンダマ」が見られる確率が高く、国内屈指のギンガメアジスポットとして知られています。

ギンガメアジを食べようと、ロウニンアジが群れを散らす様子も見ごたえ抜群!イソマグロやカスリハタ、ナポレオンフィッシュなど大物の魚にも出会え、刺激的なダイビングが楽しめます。

筆ん崎
シーズン 4月~7月
レベル 中・上級者

久米島

久米島

那覇空港から飛行機で約30分、島のあちこちに手つかずの自然が多く残された、美しい島です。

沖縄県で5番目に大きな島ですが、久米島を一周する道路の距離は約40キロ。観光しながらのんびりドライブすると、爽快です。

自然豊かな久米島のダイビングスポットはバリエーション豊かで、光の差し込む洞窟やマンタスポットなど、初心者からベテランまで満足できるダイビングスポットが満載です。

どこも港からも近いので、船酔いが心配な人も安心ですね。

ダイビングスポット【イマズニ】

泊港から約10分、「イマズニ」は、さまざまな大物魚と出会える久米島屈指のダイビングスポットです。

潮通しが良く大型の回遊魚も多く目撃されていて、ギンガメアジの大群の他にも、カマスやイソマグロなど、多彩な魚群のダイナミックなコラボレーションも楽しめるかもしれません!

イソバナの群生と、周辺を泳ぐアカネハナゴイやキンギョハナダイの群れなど、ダイナミックな光景だけでなく多彩な海の様子に、何度潜っても新しい発見があるスポットです。

久米島
ポイント
シーズン 4月~7月
レベル 中・上級者

伊平屋島(いへやじま)

伊平屋島

沖縄県の北西部、約41キロの海に浮かぶ伊平良島は、今帰仁村の運天港から、1日2便のフェリーに乗って、約1時間20分で行くことができます。

手つかずの自然が多く残され、島の周辺はサンゴ礁に囲まれています。様々なエダサンゴやテーブルサンゴがびっしり。色とりどりの魚が泳ぐ楽園のような光景。

島で暮らす人々の生活風景や沖縄の原風景に触れると、自然と心も穏やかになりそうです。観光客も多くないのどかな島なので、ゆったり流れる離島の時間を堪能しましょう。

ダイビングスポット【スーカブヤー】

伊平屋島を代表する、島の最北端にあるダイビングスポットで、出航できれば外れのないダイビングスポットとしても知られています。刺激を求めるワイド派ダイバーの方は、ぜひ一度潜って欲しいところです。

視界に収まりきれないギンガメアジの大群はもちろん、イソマグロやバラクーダ、ロウニンアジなど、巨大な魚が次々と現れては驚かせてくれますよ!

潮の流れが強いので、ある程度の本数とドリフトダイビングの経験が必須です。

ポイント
シーズン 7月~9月頃
レベル 中・上級者~

沖永良部島

沖永良部島

沖縄と奄美大島の間にある沖永良部島へは、那覇空港から飛行機で約1時間、鹿児島空港から約1.5時間で行くことができます。

サンゴ礁が隆起してできた島で、地上でも水の中でも、ユニークな地形があちこちで見られます。

島の周囲を巡ると、切り立った断崖や海に浮かぶ奇岩群、波に削られた洞窟、白砂が美しいビーチなど、場所によってさまざまな景観が楽しめます。

沖縄同様に亜熱帯気候のため、島内にはガジュマルやアダンなどの植物も多く生息しています。年間の平均水温は約23℃あり、真冬でも水温21℃を下回ることはありません。

沖永良部のおすすめグルメは、天然伊勢海老と黒糖焼酎!アフターダイブも盛り上がりそうですね。

ダイビングスポット【サンタの贈り物】

ギンガメアジや大物回遊魚の大群が見られる、島の南側にあるダイビングスポット。

北風の影響を受けないため、シーズンは冬から春。春先になるとイソマグロの大群も現れます。

アーチやドロップオフなど、ダイナミックな地形も楽しめて、何度潜っても飽きることがありません。

最大水深が18mを超えることがあるので、AOW以上のレベルは必要ですが、初心者でも参加可能なです。

ポイント
シーズン 7月~9月頃
レベル 中・上級者~

ルールを守って安全に潜りましょう

流れの強いダイビングスポットでは、いつも以上に水中でのコントロールが必要です。

ギンガメアジの大群を見るとつい興奮してしまいそうですが、自分勝手に群れを追いかけたり突っ込んだりしないようご注意ください。しっかりガイドの指示を守って、安全に配慮しながらダイビングを楽しみましょう!

ライター紹介 ライター一覧

redfin編集部

redfin編集部

沖縄ダイビングツアーの企画・販売を初めて30年のレッドフィン ダイビングツアーがお届けするダイビングポータルサイト。沖縄本島から離島・さらに奄美方面まで多彩な情報をお届けしています。

関連記事

  • インスタ映えが狙える!沖縄の絶景ダイビングスポット12選!

  • 気分はまるで探検家!洞窟ダイビングの魅力と沖縄のおすすめのポイントは?

  • 沖縄でサンゴが美しいダイビングポイント海を守るためできること

  • ジンベエザメやマンタとの遭遇も!大物によく出会える!おすすめの沖縄ダイビングスポット7選

  • 魚群に囲まれたい!ダイバーの夢をかなえる沖縄のポイント10選

  • 沖縄の離島でダイビングするならどの島がおすすめ? 沖縄ダイビングツアー専門スタッフが離島の選びのコツを教えます!