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沖縄ダイビングでイルカに出会う!おすすめエリアはどこ?

 公開日時:2019/05/27
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流線形のフォルムに可愛いらしい顔、水族館でもダントツな人気を誇るイルカ。ダイビングを長く続けている方は、一度や二度は海で出会ったことがある方も多いのではないでしょうか?まだの方も、ボート移動中に突然の出会いがあるかもしれませんよ!

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日本で多くみられるイルカの種類は?

イルカは分類学上の定義がはっきりしません。クジラの小さいものがイルカと呼ばれている曖昧なもので、世界中の海や河川に約40種類ほど存在しているようです。そこで、日本の海で出会える可能性が高いイルカの一部をご紹介します。

・ハシナガイルカ
クチバシの長さが特徴的で、スピンを入れたジャンプが得意なイルカです。体長は約2m前後で、熱帯の海に生息しています。

・シワハイルカ
名前の由来は、歯に縦方向にしわがあることからきています。温帯から熱帯の海域に生息し、沖縄近海でも良く見られます。体調は約2.5mまで成長する比較的大きなイルカです。

・スジイルカ
体の側面に入った帯状の模様が特徴的で、最大2.5mほどまで成長します。温帯から熱帯の沖合に生息し、100頭以上の群れで行動しています。

・ハンドウイルカ(バンドウイルカ)
熱帯から温帯の海域まで、世界中で良くみられるイルカです。腹部は白く、背中にかけてグレーのグラデーションというカラーリングで、体長は約2m~4mと、棲んでいる海域によって差があります。イルカショーに登場するイルカは、ハンドウイルカであることが多いです。

・マダライルカ
細く長いクチバシに、白い唇が特徴的です。沖縄の海で多くみられるイルカです。スリムな体形ですが、生息する海域によって差があります。お腹は明るいグレーで背びれは濃いグレー。境目に帯状の模様があります。ハンドウイルカに次いで個体数が多い種類で、沖縄の海域でも良く見られます。

イルカは賢くて人懐っこい!

水族館のイルカショーでおなじみのイルカですが、見た目の可愛さのほか、賢くて人懐っこいことも人気の理由です。好奇心や学習能力が高いので、ダイビング中に出会えるイルカもボートが起こす波に乗って泳いだり、並走してジャンプを見せてくれたり、ボートの真下からじっと見つめてきたりなど、とても興味深い行動が観察できます!イルカの方も、ボートに乗っているダイバーに興味津々なのかもしれませんね。

沖縄のどこでイルカに会える?

海を潜っている最中にイルカを見ること希少ですが、ポイントまでの移動中にボートからイルカを見ることはできるかもしれません。野生なので確実に会えるポイントはありませんが、思わぬ場面でひょっこり現れる可能性は十分!そんなイルカの目撃情報が多いポイントをご紹介します。

辺戸岬(へどみさき)

沖縄本島の最北端にあり、神秘的な水中鍾乳洞がある「辺戸岬ドーム」が人気のスポットです。潮通しの良い大物ポイントなので、ドリフトダイビングでのエントリーになります。マグロやロウニンアジなどの大物回遊魚が見られ、流れは強いですが、イルカの目撃情報も多数です!

慶良間諸島

沖縄本島からボートで約1時間。渡嘉敷島や座間味島、阿嘉島などの島で構成された慶良間諸島は、ケラマブルーの名称でダイバーにはおなじみのエリアです。そんな慶良間諸島近海でもイルカの目撃情報があるんです!慶良間諸島では、体験ダイビングや初心者でも気軽に参加できるダイビングスポットも多数あるので、スキルを気にせずイルカに出会えるチャンスですね!

沖縄でイルカに出会える季節は?

イルカの多くの種類は、熱帯から温帯の海域に生息しています。沖縄の海は、真冬でも水温21度を下まわることがほぼない温暖な海。慶良間諸島の座間味島では、毎年12月~3月頃にザトウクジラが集まるためホエールウォッチングが開催されていますが、その時によくイルカも目撃されているので、一年中イルカに出会えるチャンスはありますよ!

終わりに

海で野生のイルカと出会うことは、ダイバーの特権と呼べるサプライズです。確実に会えるより、会えない確率の方が高いのに出会えた!という方が喜びも倍増です。ぜひ、その日を心待ちにしてダイビングを楽しみましょう。もしイルカが現れたら写真や動画でその可愛らしい姿を撮影してみてくださいね!

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ライター紹介 ライター一覧

tsumugi

tsumugi

九州在住。ダイバー歴は10年、経験本数は300本以上。海外でのダイビング経験もある女性ダイバー。初めて訪れた石垣島でダイビングを体験後、ダイビングの魅力にはまり地元でCカード取得。
その後は地元ショップに足繁く通い近郊を中心に年間50本ペースで潜る日々を送る。
所持しているライセンスはPADIのレスキューダイバー。

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