離島に行こう!石垣島と宮古島のダイビングの違い
石垣島と宮古島のダイビングでは、どちらもボートダイビングが主流です。港を出航して一日2~3ダイビング潜ります。
通常のダイビングの場合、午前中に2本潜り、港もしくはボートでお昼休憩を挟んで、午後1本というスタイルが基本です。
ビーチダイビングを実施しているショップはあるので、船が苦手な方もご安心ください。
この記事の目次
石垣島と宮古島はどっちが楽しい?ダイビングスポットの見どころで比較
■石垣島の海の人気者「マンタ」に会おう
石垣島の「マンタスクランブル」では、ほぼ100%に近い確率でマンタと出会える大人気のダイビングスポットです。
石垣島では最大5mのナンヨウマンタが見られます。優雅に頭上を舞う光景は圧巻で、一度見たら忘れられません!
川平エリアにポイントがあるので、船酔いが心配な人は、川平周辺のダイビングショップを選ぶと移動時間が短いのでおすすめです。
■宮古島は地形好きダイバーの聖地!
宮古島のダイビングは、ユニークな地形スポットの数々が見どころです。複雑に入り組んだ洞窟やアーチなど、自然にできたとは思えないほどの芸術的な造形が楽しめます。”映える”写真撮影にもピッタリなので、ぜひ水中カメラを持って行って、とっておきの一枚を撮影しましょう。
ポイントによっては深度が深いこともありますが、アドバンス以上のライセンスがあれば参加できます。
石垣島と宮古島で潜るならベストシーズンはいつ?
石垣島も宮古島も、冬でも水温が22℃を下回ることがないので、どちらの島も一年中ダイビングを楽しむことができます。
ただし、季節風の影響を受けるので、時期によって出航するエリアが変わります。
4月から10月頃は南風が吹くため、基本的に島の北側で潜ることになり、11月~3月頃の北風の時期は島の南側で潜ることが多くなります。
また、季節の変わり目は、その日の風向きや海況によって潜ることができるポイントが変わります。行きたいポイントがある人は、ダイビングショップに時期やタイミングを確認してみると良いでしょう。
【石垣島】シーズン別のダイビングエリア
4月~11月 川平エリア・北部エリア
11月~3月 西部エリア(名蔵湾周辺)・南部エリア(黒島・竹富島・パナリ周辺)
【宮古島】シーズン別のダイビングエリア
5月~9月 伊良部島・八重干瀬
10月~4月 下地島・宮古島南部
おすすめダイビングポイント
石垣島と宮古島のダイビングスポットは、有名どころでも一度や二度では潜り切れない程存在します。そこで、ダイバーなら絶対おさえておきたい人気のダイビングポイントをご紹介します。
■石垣島のおすすめダイビングスポット
川平マンタスクランブル
川平にあるマンタポイントです。ボートが出航できれば高確率でマンタと出会えますが、特に10月~11月は、一度にたくさんのマンタと出会えるチャンスです。
流れはほぼなく、最大水深25mほどなので、初心者でもOKなポイントです。
パナリビッグコーナー
近年、秋冬でもマンタと出会えるポイントということで注目を集めている、パナリ島の南部にある新しいマンタスポットです。11月以降でマンタを見たいのなら、こちらのポイントを狙ってみましょう。
初心者から潜ることができますが、時々強い流れがあることも。最大水深は20mほどです。
■宮古島のおすすめダイビングスポット
八重干瀬(やびじ)
地形ポイントではないのですが、日本最大級のサンゴ礁帯で宮古島を代表するダイビングポイントです。宮古島と池間大橋でつながっている池間島の沖合に位置します。
体験ダイビングやシュノーケリングでも参加でき、様々なサンゴや生き物に出会える癒しのスポット。サンゴ礁でのダイビングはサンゴを傷つけないよう中性浮力をしっかり保ってくださいね。
魔王の宮殿
圧倒的な知名度と人気を誇る、下地島エリアにある地形スポットです。
エントランスホールを抜けてメインホール、寝室などエリアが分かれていて、ファンタジーの世界を冒険しているような気分に。
岩の隙間から差し込む光が神秘的で、雰囲気も抜群です。初心者から潜れるので、残圧と水深に注意しながらトライしましょう。周辺には「アントニオガウディ」や「通り池」など、人気の地形スポットが集中しています。
石垣島も宮古島も魅力がいっぱい!実際に潜って確かめよう
石垣島も宮古島も、日本を代表するダイビングの人気エリアです。それぞれの良さがあり、出会える生き物や景色もその都度変わることもダイビングの魅力です。
石垣島と宮古島のどちらで潜ろうか迷っているという方は、ぜひどちらも潜ってそれぞれの魅力を発見してくださいね!