石垣島ダイビングのベストシーズンはいつ!?押さえておきたいダイビングスポット、ショップなどおすすめ情報満載!
沖縄本島から飛行機でさらに南に約1時間。沖縄ダイビングの中でも人気の離島、石垣島。
沖縄本島よりも気温・水温共に高く、一年中ダイビングが楽しめる島です。島の周りにはサンゴ礁の種類が豊富なポイントや、ダイバーに人気の大物生物マンタに出会えるダイビングポイントがあり、毎日潜っても飽きない美しい海が魅力。そんな石垣島ダイビングの魅力を、沖縄ダイビング専門のツアーコンシェルジュがご紹介します!
この記事の目次
石垣島ってどんな島?(行き方・島の概要)
沖縄本島・西表島に次いで沖縄県内では3番目に大きい石垣島。
石垣島は、同じ沖縄県内の離島間を結ぶ船は運行していますが、県外からのアクセスは基本的に飛行機のみです。
各地から那覇を経由する飛行機も運航していますが、東京や関西をはじめとする主要都市からは直行便も運航しているので、離島の中では好アクセス。
石垣島ダイビングの基本情報
石垣島のダイビングは、ボートダイビングが主流で、1日2ダイブからが基本です。しかし、午前中に2ダイブを潜った後、船上にてランチ休憩を取り、3ダイブ目を潜るパターンもあります。
そして石垣島のダイビングショップは、大きく3つのエリアに分かれています。
市街地エリア、川平エリア、そして北部エリアの3つです。同じ石垣島内のショップでも、ショップによって魅力は様々です。
そのため、ご自身の目的や好みに応じてショップから選ぶのも石垣島ダイビングのひとつになるかと思います。
1.市街地エリア
石垣島の中で最もダイビングショップが集結しているエリアです。
どのショップも港からすぐ近くにあるので、ダイビング当日の移動も特に負担はありません。
しかし、石垣島の最大の目玉"マンタ"と出会えるポイントまでは距離があります。マンタと出会えるポイントは川平エリアにあり、市街地からは船で50分程かかります。船酔いする方にはなかなか厳しい時間になるかもしれません。それさえ乗り越えることができれば、他の問題点はありません。
レッドフィンダイビングツアーでは、市街地のダイビングショップ利用の場合、宿泊先はショップ周辺のホテル利用が基本プラン。市街地ということもあり、飲食店も多数あるのでアフターダイブも楽しみやすいです。ダイビングも楽しんだ上で、石垣島の観光なども楽しみたいという方には、市街地エリアのショップがおすすめです。
2.川平エリア
石垣島といえばマンタ!!そのマンタに出会えるスポットに最も近いのが、川平エリアです。港からポイントまでは約10分。
マンタを目当てとしている方、もしくは船酔いをする方にはおすすめのエリアです。
川平エリアのダイビングショップは、石垣空港からのアクセス方法として車か路線バスが主になります。
市街地に比べるとバスの本数も少なく、時間が合わなければ、かなりの時間が掛かってしまいます。
石垣空港から川平までの直行便も運行していますが、本数は限られているので、川平に行く際は必ずバスの時間を調べていくことをおすすめします。
川平エリアのダイビングショップを利用の際、同じく川平エリアの民宿に宿泊、もしくは石垣市内のホテルに宿泊の2パターンがあります。川平エリアの民宿に宿泊の場合は、ダイビングショップからもすぐそばの距離にあるので、ダイビング当日の移動の心配はありません。
また、夕食と朝食を付けられる民宿もあるので、ダイビングをメインに楽しみたいという方にはおすすめです。
石垣市内のホテルを利用の場合は、基本的に食事は付いていません。
しかし、市街地エリアに立地しているため、多数の飲食店やコンビニがあります。
ダイビング当日のショップ↔︎ホテル間の送迎については、事前に確認しておきましょう!
3.北部エリア
名前の通り、石垣島の北の方に位置しています。北部エリアは、ダイビングショップが少ないので、オンシーズンでも比較的落ち着いた中でダイビングを楽しめます。ショップ近くのポイントは、まだまだ手付かずの状態で海の純度などに影響されやすいサンゴも綺麗な状態で残っています。そのため、北部のショップを利用される方は、サンゴを目的に行かれる方も多いのが特徴。
石垣島といえばマンタですが、そのマンタに出会える川平エリアにも比較的近いので、船で20分ほどで行けます。
レッドフィンダイビングツアーのプランでは市街地のホテル宿泊となるので、ダイビング以外でもアフターダイブも楽しむことができるのが北部エリアの魅力のひとつでもあります。
石垣島ダイビングのシーズンは?
石垣島は基本的に1年中ダイビングを楽しめるスポットです。しかし、やはり季節によって海の中の状況や出会える生き物も変わってきます。
そのため、目的や希望に合わせて石垣島でダイビングする時期を選択するのもひとつだと思います。
■3・4月
海況や気候も安定し、太陽が出ていると夏のような暑さを感じるほどです。海の中では、この時期ならではのコブシメの産卵を見られることもあります。
■5・6月
梅雨の時期ですが、石垣島の梅雨は継続的にしとしと降るのではなく、スコールのように一時的にざっと降るので、そこまで気にするほどではないです。ただ、梅雨の時期を避けて行かれる方が多いので、7月・8月に比べると比較的空いている時期です。また、夏のトップシーズンに比べると旅費もおさえて行けるので、狙い目の時期ではあります。
■7〜9月
沖縄がまさにダイビングのオンシーズン!そして、この時期といえば、なんといってもマンタ!!高確率でマンタに出会える時期なので、ほぼ毎日マンタに出会えるポイントへ出航します。マンタに会いたいなら、この時期に石垣島へ行きましょう。
■10月
引き続きマンタに出会える確率が高いです。しかし、10月に入ってくると海況の関係でマンタに出会えるポイントへ行ける日が少なくなります。そんな中でも運良く行けた上に、タイミングが合えばマンタの求愛に出会えるかも…。
■11月・12月
だんだんと冬型の気候となり、北風が吹いてくると潜るポイントは限られてきます。この時期は、大崎・名蔵方面や竹富島・黒島方面がメインになってきます。小さいながらも色鮮やか生物が豊富なので、写真派ダイバーにおすすめの時期です。
■1・2月
海の透明度が上がり、回遊魚や大物との遭遇率が上がります。また、透明度が高い分、鮮明な写真も撮りやすくなります。この時期は、オンシーズンの夏に比べるとダイバーの数も圧倒的に少ないので、のんびり楽しむことができます。
石垣島でここだけは押さえておきたいダイビングポイントは?
石垣島の海は、抜群の透明度と魚影の濃さ、海底一面に広がるサンゴ礁、マンタに出会えるスポットなどがあり、世界中のダイバーに人気のエリアです。
小さくて可愛らしい生き物に会いたいマクロ派ダイバーや、大型の回遊魚に遭遇したいワイド派ダイバー、洞窟やトンネルを探検したい地形派ダイバーなど、すべてのダイバーの欲求を満たす体験が待っています。
川平石崎マンタスクランブル
マンタに会いたいなら、まずはここ!6月~11月にかけて見ることができ、特にベストシーズンの9月~11月は、高確率でナンヨウマンタに遭遇できます。
このポイントは流れもほとんどないため、初心者からでも楽しめます。
水深12mほどの場所にあるマンタのクリーニングステーション(水の中にある山のようなもの)があり、近くの根につかまり、マンタを観察します。マンタの邪魔をしないように、静かに見守ってあげましょう。
運が良ければ10枚以上のマンタがダイナミックに乱舞する様子が見られるかもしれません。
マンタの大きさは2~4mほどの大きさのため、間近で見られたら圧倒されること間違いなしです。
マンタがどうして川平石崎に集まるのかは具体的な解明されていません。しかし、目的のひとつとして体のクリーニングをするためと言われています。クリーニングステーションは他にもたくさんあるのですが、ここにマンタが集まる理由は謎に包まれたままです。
まだまだある石垣島のダイビングスポット
名蔵コーラルガーデン
石垣島といえばマンタのイメージが強いですが、実は美しいサンゴが残っている島でもあります。
名蔵湾にあるコーラルガーデンはサンゴ礁の傑作ポイントで、色鮮やかなサンゴが美しい状態で残っています。元気なサンゴが存在しているからこそ、デバスズメダイやアカメハゼなどの生き物ものびのびと生きていけるのです。
このポイントの魅力のひとつとして、様々なサンゴが生息していることです。
同じ種類のサンゴが沢山群生していることは多々ありますが、様々な種類のサンゴが同じ場所に集結しているのは、なかなか貴重です。
このポイントは、西寄りの風にならない限りは比較的行きやすいポイントでもあります。
御神崎灯台下
美しい夕陽が見られることでも人気の観光スポット、御神崎灯台の下にあるダイビングポイントです。
大小様々な根や岩のトンネルを探検しながら進むため、地形好きに特におすすめです。
水深30mからそびえ立つ巨大な根があり、カスミチョウチョウウオやグルクン、キンギョハナダイの群れなど見られます。運が良ければイソマグロやマンタが見られることもあります。
屋良部崎
石垣島本島の最西端、屋良部崎の沖合にあるスポットです。
水深は最大30mほどですが、流れが早いこともあるため、中級者以上のダイバーにおすすめです。キンメモドキやテンジクダイの群れ、バラクーダやナポレオン、イソマグロなどの大物に出会えることもあります。魚影が濃く、多くの生き物を観察することができるでしょう。
ソフトコーラルに擬態するピグミーシーホースを見つけることができたらラッキーです!
伊土名ドーム
北部にある地形スポットです。水深12mの入り口からL 字型の洞窟を少し進むと天井から降り注ぐ光が、洞窟内を青く照らし、神秘的な光景を作り出しています。奥行きは短く流れも弱いので、初心者から楽しめるスポットです。洞窟内にはイセエビが生息し、サンゴ畑が美しく広がります。
春先はコブシメの産卵行動に遭遇する可能性もあります。ドームの周りでは、ナポレオンに会えることもありますよ。
大崎ミノカサゴ宮殿
フィッシュウォッチングを楽しむにはおすすめの人気のスポットです。流れもないので初心者から楽しめて、ニチリンダテハゼやジョーフィッシュ、チンアナゴ、ヒレナガネジリンボウなどの様々な生き物が暮らしています。
ポイント名にもなっているミノカサゴが優雅に泳いでいますが、ミノカサゴのヒレには毒があります。決して触ろうとしないように気をつけてくださいね。
水深が深いところもあるので、フォト派ダイバーは夢中になりすぎないように残圧には注意しましょう。
季節風がダイビングに与える影響
八重山地方に属する石垣島は、亜熱帯海洋性気候のため、年間を通して気温差が少ないことが特徴です。
ただ、夏と冬では季節風が明確に入れ替わり、潜ることができるダイビングスポットに影響を与えることがあります。
夏は太平洋高気圧の影響をうけて、暖かく湿った南風が吹きます。もちろんその日の海況にもよりますが、基本的に石垣島のどのポイントでも潜ることができます。
冬になると、大陸高気圧により北東から冷たく乾燥した強い風が吹きます。北側にある川平などのポイントでは、高波やうねりが強くなることがあるため潜れない日も多くなります。その場合、風の影響を受けにくい西部や南部、竹富島の南側で潜ることになります。
目的のポイントがある場合は、季節も考慮して旅の日程を組みましょう。
季節風が交替する春や秋の時期は、互いに影響を与えあい、梅雨前線や秋雨前線をもたらします。
陸上では一年中暖かい石垣島ですが、ダイビング後の雨や風は、体が冷えるためウィンドブレーカーやボートコートを備えておくと安心です。
石垣島ダイビングで出会える生き物は?
人気NO.1かつ最も出会える生き物がマンタでしょう!!
石垣島でダイビングをされたことのない方でも「石垣島=マンタ」をイメージされる方は多いのではないでしょうか?
それほど石垣島でのマンタのイメージは強く、そのイメージ通りシーズン中の石垣島では、高確率でマンタに出会えることができます。
マンタに出会えるダイビングポイントもあるほどで、石垣島でダイビングをする方の多くはマンタを目当てに行く方も多いはず!
石垣島のダイビングショップ・宿泊したいホテルは?
宿泊施設併設「マリンサービスKATSU」
石垣島には、ダイビングショップと宿泊施設が併設された「マリンサービスKATSU」があります。
マリンサービスKATSUは、石垣空港から車で約30分の距離にあります。港までも車で約7分の場所に立地しており、比較的アクセスは便利です。
また、宿泊施設とダイビングショップが併設されているので、ダイビング時の移動時間も他のショップに比べて短縮することができます。
さらに、ペンションKATSU宿泊の方は、ダイビング終了後、そのままお部屋のシャワーを使えるので、大変便利です。
お部屋には、ユニットバスの他に冷暖房、テレビ、冷蔵庫、バスタオルなどが完備されています。
そして、「朝・昼・夕」の3食付きという点も魅力のひとつです。オーナーが、もずく工場の経営も行っており、その工場から直送されるもずくを使った料理や沖縄の家庭料理など幅広く提供しています。ダイビング時のランチもカレーなどの手作り料理を船の上で楽しむことができます。
また、スタッフの方々はとても親切で、気さくな方ばかりです。
そのため、昔から利用されているリピーターの方も多く、レッドフィン でも人気のダイビングショップです。
アフターダイブは何ができる?
石垣市内の市街地は、八重山諸島の玄関口ともあって最も栄えているエリアです。そのため、多数の飲食店があります。
ダイビング終了後の夜に沖縄料理店などでお食事を取るのも楽しみのひとつです。
スーパーやコンビニもあるので、アフターダイブは疲れているので軽く済ませたい・・・という方も安心です。
また、石垣島は多数の離島と船で結ばれています。最も近い島であれば竹富島で、船で約15分の距離にあります。
石垣島↔︎竹富島間の船便は本数も多く、日帰り観光も可能な距離です。
竹富島は、半日もあればレンタサイクルなどで島を観光することができるので、ダイビングも観光も楽しみたいという方は、足を伸ばしてみてくださいね。
石垣島ダイビングなら宿泊・飛行機がセットになったツアーがおすすめ!
ダイビング、宿泊、飛行機がセットになったパッケージツアーがお得。
ご自身で手配される場合は、全てにおいて自分でやらなければなりませんが、パッケージツアーなら面倒な手配の心配はありません。
石垣島の場合、関空や羽田からは直行便が出ていますが、本数も少ないので乗り継ぎ便を使用することもあります。
少し面倒になるので、全て任せてしまえるパッケージツアーは楽・安心ですね。
ダイビングのみの予約なら、事前予約を
空きがあれば、現地に到着してからの予約も可能ですができれば事前に予約しておきましょう。
リーゴなら、様々なアクティビティ予約サイトから一括で検索できるのでとても便利です。
石垣島にはたくさんダイビングショップがあるので、一度検索して見てくださいね。