石垣島でマンタに会うなら川平!他エリアとの違いや滞在方法をご紹介します
マンタと高確率で出会える人気の石垣島。主に出会えるマンタは「ナンヨウマンタ」と呼ばれる種類で、主に沿岸域に生息する最大5m程の大きさになります。会ったことがないのなら、石垣の海で出会いを実現させましょう!おすすめの滞在エリア「川平」を中心に様々な情報をご紹介します。
この記事の目次
石垣島でマンタと出会える季節は?
石垣島の水温は、真冬でも21℃を下回ることがないため、5mmのウェットスーツとフードベストで年間を通してダイビングすることができます。マンタポイントで潜ることができれば、一年中その姿を見ることができますが、季節風の影響を受けるためマンタポイントまでボートが行くことができる日は限られます。北風の影響を受けにくい4月~11月上旬頃が狙い目です。
川平ダイビングのメリット
船に乗る時間が短くなる
石垣島のダイビングエリアは、「市街地エリア」、「川平エリア」、「北部エリア」の3つに分かれています。中でもおすすめの「川平エリア」へは、石垣島にあるほとんどのダイビングショップから出航していますが、例えば市街地エリアのダイビングショップを利用すると、川平のマンタポイントまでボートで約50分かかります。船酔いしやすい方は、川平エリアのダイビングショップを利用するとボートでの移動が15分程度なので、快適なダイビングが楽しめますよ。
ゆったり過ごせる
石垣空港から石垣市内までは車で約30分。市街地では商業施設や飲食店の数も多く、夜がふけても賑やかで活気のあるエリアです。一変、川平エリアになると、夜は閑静な雰囲気に包まれ、静かで落ち着いた時間を過ごすことができます。石垣島でのんびりとした時間を過ごしたいのなら、市街地エリアから離れた川平エリアがおすすめ。
マンタポイントが近い川平エリアのダイビングショップを選ぶと移動時間が短縮でき、市内よりゆったり過ごすことができるということです。
石垣ダイビングエリアの違い
市街地エリア
石垣島の南部から名蔵湾を囲んだ一帯で、美しいサンゴ礁やマクロ系の生物、アカククリの大群に出会えるポイントなど、バリエーション豊かな石垣の海が楽しめます。何よりダイビングショップや宿泊施設が集中し、飲食店や商業施設なども多いためアフターダイブも充実します。市街地を拠点に、黒島や竹富島などの離島への遠征にもおススメ。
北部エリア
サンゴ礁が広がる絶景ポイントや、カラフルな熱帯魚が美しい癒しのダイビングエリアが見所です。北よりの風が吹く日は海が荒れて出航できないため、4月~11月頃がベストシーズンです。ダイビングショップによっては外洋まで遠征することもあり、大型回遊魚との出会いやダイナミックな地形ダイビングが楽しめるかも。このエリアには絶景のサンゴ礁ポイント「伊原間(いばるま)」があり、人の手がほとんど入っていない「極上のサンゴの海」も必見です。
川平エリア
マンタとの遭遇率が90%以上とされるマンタポイントがあることで知られています。北部エリアと同様に北風の影響を受けやすいため、ダイビングシーズンは4月~11月頃になります。季節風が入れ替わる時期は、天候によってマンタポイントまで出航できない日も増えますが、10月~11月はマンタの求愛シーズンなので、マンタの群れが見られるかも。頭上を数十枚のマンタが雄大に泳ぐ景色は壮観ですよ。
川平エリアは、国の名勝にも指定されている「川平湾」で有名な観光スポットでもあり、周辺にはロケーションの良い民宿なども多いので、のんびりとした島時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
石垣島・川平でマンタと出会えるポイントは?
川平石崎マンタスクランブル
マンタスクランブルは、ボートが行くことができたらほぼ確実にマンタと出会えるスポットとして知られています。マンタのクリーニングステーションと呼ばれる根がいくつも点在していて、ホバリングするマンタの姿を近くで観察することができます。秋頃になると複数のマンタも見られる確率が上がります。周辺ではキンチャクガニやマクロ系の生き物もたくさん見ることができるので探してみましょう。
レベル:初級者~
水深:5m~25m
川平石崎マンタシティ
このポイントは比較的新しく、ボートを停められる数が5隻までという制限がありますが、浅い根にマンタのクリーニングステーションがあるため、初心者でも安心してマンタを観察することができます。
マンタが来るまで、じっと待つことになりますが、ウミウシなどのマクロ系の生き物やカエルウオなども見つけられるかも。
レベル:初級者~
水深:3m~20m
マンタダイビングの約束事
ダイバーからとても人気のマンタですが、マンタポイントからマンタがいなくなってしまわないためのルールが決められています。まず、マンタの進路を邪魔しないように行動することが大切で、マンタが現れても追いかけたり触ったりしてはいけません。マンタの方から近づいてくることもありますが、そっと道を譲りましょう。そして、マンタが集まる根の上には近づかないようにします。マンタにとって気持ちの良い環境を守るために、ガイドの指示は守りましょう。
川平エリアおすすめダイビングのショップ
Ocean Studio
川平にあるダイビングショップ「Ocean Studio」は、マンタポイントまでボートで約5分と抜群のロケーション。海況が良ければ、ライセンスを持っていない体験ダイビングでも、高い確率でマンタに出会えるかもしれません!ただし、繁忙期はファンダイビングのみの開催になることがあるので、事前に確認しておきましょう。ファンダイビングは、午前・午後と都合に合わせて参加が可能で、時期によってはナイトダイブも開催しています。ポイントまで近いので、船酔いなどのストレスもありませんよ。
オープンウォーターからプロコースまで、各種講習メニューも充実しているので、ダイバーやインストラクターを目指す方にもおすすめのショップ。宿泊施設(宇宙宿)も完備されているので、移動に時間をかけたくない方は利用してみてはいかがでしょうか?リーズナブルなうえに時間も多くとれるので、アフターダイブも充実しますよ!
住所:沖縄県石垣市川平900-2
電話番号:0980-87-5561
アクセス:新石垣空港から車で約40分(ホテルへの送迎有)
川平でアフターダイブにできることは?
自然豊かな閑静な川平エリアでは、ゆったりとすすむ島時間が過ごせます。市街地のように賑やかで便利な場所から少し離れることで非現実のひとときが楽しめ、よりリゾート気分が味わえますよ。
そんな川平エリアでの、おすすめのアフターダイブの過ごし方をご紹介します。
石崎半島岬で絶景の夕日を眺めよう
石垣島の景勝地「御神崎」は夕日が美しいスポットとして有名ですが、川平エリアには、知る人ぞ知るサンセットスポットがあります。クラブメッドの敷地の脇を抜けて岬を一周する道へ進むと、開放的な景観が広がります。時間が合えば絶景の夕日が見られるかも!岬付近には手つかずの穴場ビーチもあるので、静かな時間を過ごすのもおすすめです。
川平湾で星空観測
昼の川平湾は、エメラルドグリーンの海が美しいのですが、夜の川平湾もとても綺麗です。灯りが少ないため、空から降ってくるような満点の星空が眺められ、波の音や潮風に包まれます。うち寄せる波は、夜光虫がキラキラと光って神秘的です。
川平でグルメを楽しもう
川平エリアでは夜に営業している飲食店は多くないため、市街地まで繰り出しても良いのですが、観光客や地元の人が集まる飲食店もあります。
せつか家(せつかんち)
「せつか家」は、アットホームな雰囲気のリーズナブルな居酒屋で、島の食材を使った絶品の沖縄料理が楽しめます。リピーターも多い人気店なので、予約がおすすめです!
住所:沖縄県石垣市川平868-1
電話:0980-88-2188
営業時間:17:00~24:00
川平エリアのコンビニ事情
石垣島のコンビニエンスストアは、市街地を中心に島の南側に集中していて、川平エリアにはありません。小さな商店があり、飲み物やお菓子、カップ麺などは買うことができますが、何か必要なものがあれば、事前に買い込んでおくと安心ですよ。
飛行機出発までの過ごし方
最終日の飛行機出発まで時間にゆとりがあるのなら、観光やショッピングなどで石垣島を満喫しましょう!
レンタカーを借りているのなら、石垣空港の近くにある「白保海岸」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。砂地ではなく、岩がゴロゴロしていますが、アオサンゴの群生が広がり、シュノーケリングスポットとしても有名です。軽食やドリンクを買い込んで、美しい海を眺めながらただまったりのんびり過ごしても癒されます。
ほかにも、石垣島の南側にある「宮良川のヒルギ林」は、天然記念物のヤエヤマヒルギが群生するマングローブを見ることができます。大自然に包まれて、石垣島最後の時間を楽しんでみては。時間があれば、マングローブ林でカヌーツアー体験もおすすめです!
川平ダイビング旅行をするならパッケージツアーがおすすめ!
マンタに出会える川平でダイビングをするのなら、航空券+宿+ダイビングがセットになったパッケージプランがおすすめです!すべて自分で手配するとなると、変更が生じた場合の手続きが面倒ですが、パッケージプランならすべて旅行会社に任せてしまえるので安心です。個別に手配するよりもリーズナブルになることがあり、時期やタイミングによってはお得な特典がつくこともあるかも。
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