宮古島の冬ダイビング!3つの魅力!
沖縄本島から約300kmに位置する宮古島。宮古島は、大小8つの島からなる「宮古群島」のうちの1つです。
その中でも、最も大きい宮古島は、圏域の総面積の約70%を占めています。また、地層のほとんどが隆起サンゴ礁の琉球石灰岩で形成されており、島を囲うように色鮮やかなサンゴ礁が群生しています。そのため、「サンゴの島」と呼ばれることもあります。
キレイな海にしか生息出来ないサンゴ、それらが多数生息する宮古島の海が
どれだけ美しいのかは、その海で暮らす生き物たちが証明しています。
そんな沖縄の中でも群を抜いてキレイな海を持つ宮古島は、
夏だけでなく、冬のダイビングもおすすめポイントが盛り沢山!!!
1.海の透明度が夏より一段と高い
「宮古ブルー」と呼ばれる宮古の海は、1年を通して透明度も高く、とても美しいです。
ただ、夏場はオンシーズンともあってダイバーの数も多く、それによって
海の状況も大きく変化します。
人が動く度に海底の砂が舞い上がり、ダイバーが吐いた息(気泡)によって
視界が悪くなることもあります。
しかし、冬場はダイバーの数も少なくなり、ありのままの状態の海を
ゆったりと楽しむことが出来ます。
また、夏場よりもプランクトンが減少し、透明度が上がる冬場は、宮古島の海の良さを
最大限に発揮します。
2.人気ダイビングスポット『魔王の宮殿』などがある下地島(しもじじま)周辺が見どころ
北風・東風が吹く冬場は、数々の地形スポットが集まる下地島エリアで潜る機会が多くなります。
その中でも特に『魔王の宮殿』、『アントニオガウディ』は、多くの地形ダイバーに愛されるスポットです。
複雑な地形がその名の由来となった『魔王の宮殿』。
狭くて暗い通路やアーチを抜けると、大きな広間『魔王の宮殿 玉座の間』に出ます。
名前の通り魔王が住んでいるかのような異空間は、天井から一筋の光が射しこむと、
一気に神秘的な空間に変わります。
大小様々な洞窟やアーチが入り組んだ複雑な地形『アントニオガウディ』。
自然が造りだした芸術的空間は、個性的な建物を多く造った建築家と同じ名前がつけられました。
メインの部屋から天井を見上げると、複雑な地形の様々な角度から光と影が生まれ、
神秘的なブルーの空間が広がります。
きっと誰もが、自然が造り出した造形美に目を奪われるはずです。
3.マンタに出会えるチャンスがある!
マンタといえば、石垣島のイメージが強いかと思いますが、冬から春にかけては宮古島でも見ることが出来ます。
石垣島でマンタと出会える確率はとても高いですが、夏場ということもあり、
多くのダイバーがいると、ゆっくり見られないなんてことも…。
その点、宮古島はダイバーの少ない冬場にマンタが現れるので、大きなマンタを独占し、近くでゆっくりと見ることができます。
夏には味わうことの出来ない「冬だからこそ」の魅力が溢れる宮古島。
是非とも一度体験して頂きたいものです!
宮古島のダイビングは、1日すべてのダイビングが終了するまでは帰港せず、船の上で休憩やランチなどを行うことがほとんどです。そのため、いくら暖かい沖縄でも濡れた身体に冷たい北風を受けると、寒さを感じるので、風を通さないボートコートなどの準備をオススメします!
ちなみに、冬限定の特典として「ボートコートの貸出」や「温かい飲み物提供」を行っているダイビングショップもあるので、その点も冬ダイビングのおすすめポイントです!