沖縄でウミウシに会いにいこう！本島でおすすめのスポットはココ！！
カラフルでユニークな姿が人気の海の生き物、ウミウシ。ダイビング中に高い確率で出会うことができます。
ダイバーの中にもウミウシ好きは多く、沖縄の海ではたくさんの種類を見つけることもできます。そんなウミウシ好きダイバーにおすすめの、沖縄にあるウミウシポイントをご紹介します。
この記事の目次
沖縄にいるウミウシの種類は？
ウミウシは世界中に数千種類いるともいわれ、沖縄の海だけでも数百種類にも及ぶウミウシが確認されています。ウミウシは巻貝の仲間で、進化の段階で貝殻が小さくなったりなくなったりしたものです。
一言でウミウシと言っても、その色や形には様々な種類があり、ナメクジみたいな種類から思わず見とれてしまうほどカラフルで不思議な形のウミウシも存在します。沖縄でも多彩なウミウシが生息しているので、ウミウシ好きのダイバーが何度も訪れたくなるようなポイントがいくつもあります。
ウミウシが見られる季節
水温が低くなるとウミウシの餌になるコケムシが増えて、ウミウシの數も増殖します。そのため、冬の時期がウミウシのベストシーズンといわれています。冬の海は透明度も高くなるので、夏とは違った景色が楽しめますよ。沖縄の場合、真冬の水温も平均21℃を下回ることが少ないので、ウミウシがいる浅場のポイントは冬のダイビングにおすすめです。
ウミウシがいる場所は？
根の周りやサンゴなどに紛れている姿が見られますが、小さいものだと数ミリしかないので、じっくり捜索しなければ見つけることが困難です。ウミウシを見つける手っ取り早い方法は、現地のガイドにウミウシを見たいとリクエストすることです。
他にも、ウミウシはヤギやヒドロ虫類、海藻類を食べるので、これらが生息するポイントを重点的に探すと見つけやすくなります。何かいそうだと思ったら、近くを手で仰いでみてください。小さなウミウシが舞い上がることがあるので、そっと指に乗せてみましょう。観察や撮影が終わったら、元の場所に戻してあげてくださいね。
ウミウシがたくさん見られるポイントは？
金武湾エリア（レッドビーチ）
遠浅のビーチはウミウシパラダイス。たくさんのウミウシを見ることができるポイントで、数や種類は本島No.1とも呼ばれるほどです。初心者からでも楽しめるポイントなので、どなたでも気軽に参加できますよ。マクロ系の生き物も豊富なので、ぜひ水中カメラを持って、お気に入りのウミウシを探しにいきましょう。
東海岸エリア（漁礁20、ヨコヒコ、サンドウェイなど）
東海岸エリアにある、漁礁や根の周りを探索するポイントです。エビやカニ、ハゼ類に混ざって沢山のウミウシも生息しています。華やかなイソバナもみられるので、フォト派ダイバーにも人気のエリアです。
西海岸エリア（青の洞窟、万座ドリームホール、アポガマなど）
沖縄本島のダイビングスポットとして大人気の、青の洞窟や万座ドリームホールがある西海岸にも、沢山のウミウシが生息しています。地形や景色が圧巻のポイントですが、洞窟内の壁にもぜひ注目してみてください。ウミウシを始め、ピグミーシーホースやマクロ系の可愛い生き物もたくさん出会えますよ。
本部町エリア（ゴリラチョップ）
西海岸の北部にある、ゴリラがチョップしたようなシルエットの岩が人気のビーチです。真っ白な砂地にサンゴやクマノミやロクセンスズメダイなど、カラフルな熱帯魚が華やかなポイントで、もちろんウミウシもたくさん見ることができます。
どんなウミウシがいる？
沖縄の海だけでも数百種類のウミウシが確認されているので、潜るたびに違うウミウシを見つけることができるかもしれません。例えば、ピカチュウの愛称で親しまれている「ウデフリツノザヤウミウシ」や、鮮やかな青に黄色の斑点、緑のエラがカッコいい「サガミリュウグウウミウシ」、シュっとしたシルエットに鮮やかな色合いが素敵な「ヒブサミノウミウシ」など、個性的なウミウシが沢山生息しています。写真に撮って、後で調べる楽しみもありますよ。
まとめ
ウミウシの種類は未知数で、もしかしたらまだ誰も見たことのないウミウシとの出会いが待っているかもしれません。知れば知るほど奥が深い人気者のウミウシが沖縄の海では沢山見られます。ぜひカメラを持って、あなただけのウミウシコレクションを作ってみてはいかがでしょうか。
