上原港から約45分にあるポイントです。
このポイントの見どころは、なんと言っても「サンゴ」です。
水深12~20mに砂地が広がっており、そこにサンゴが生息しています。
真っ白な砂地に、赤・黄色・青といった色とりどりのサンゴがびっしりと海底を覆うように群生しています。
エダサンゴやテーブルサンゴなど種類も豊富です。
エダサンゴの周辺では、アカテンコバンハゼが可愛らしく登場してくれます。
このサンゴの群生は、各地の海を潜るダイバーが「格別」と思うほどです。
また、サンゴが点在しているところもあり、岩の表面に無造作に付いた珊瑚は自然が創り出したアートです。
さらに、砂地ではガーデンイールがニョキニョキと何匹も姿をみせてくれます。
写真のように、コブシメが真近に姿を現してくれることもあります。
このように、「網取」の砂地は、のんびり潜れる癒しのポイントです。
網取は浅場の砂地だけではなく、網取湾の奥もポイントになっております。
このポイントは、島内に細長く切れ込んでいます。
波の立たない環境なのでとても潜り易いです。
枝が細く長いサンゴの群生をみることが出来ます。
大きな枝状ミドリイシが迫力満点です。
このサンゴを棲みかに、沢山の生物が共存しています。
マンジュウイシモチ・ネオンテンジクダイ・ヒメツバメウオ
そして、「網取」の名が付くアミトリキュウセンといった珍しい生物の宝庫です。
「網取」周辺は、潜る場所によってサンゴ・砂地・魚と様々な楽しみ方が出来る見どころが豊富なポイントです。