島最西端のポイントがこの「屋良部崎」で、エントリーすると、遺跡のように角ばった地形に驚かされます。
ダイビングサービスによっては何箇所かに潜り分けていてそれぞれにスポット名をつけていたりします。
海面は表面が滑らかでサンゴもほとんどない岩盤の棚になっていて、
少し異質な雰囲気が漂う沖にあるポイントとなっております。
地形がダイナミックで、比較的潮通しもいいため、
特に冬場は水深5~10mの浅い場所で待っていると、ブラックフィンバラクーダや
イソマグロ、ナポレオンなどの大物と高い確率で遭遇できます。
クラック状の穴の中にはテンジクダイやキンメモドキがたくさん群れていて、それを狙うミノカサゴなどを見ることもできます。
あたり一面岩盤の男性的な地形で、川平周辺では珍しいポイントです。
大物狙いのポイントですが、当たり外れが大きいのでめったに
行くことはなく、年に数回潜ってみても、外れることが多いようです。
岩盤質の大きな根があり、周囲はなだらかに落ち込んでいます。
大物ばかりが目立ちがちですが、各種ウミウシや小魚を狙う
ハダカハオコゼなどのワイド&マクロともに楽しめるポイントでもあります。
このポイントは外洋に突き出しているため、潮当たりがよく、
冬場に大物回遊魚が姿を見せることが多くなります。
外れが多いですが、その分当たればすごいので、石垣で一番の
ビッグスポットとも呼ばれており、挑戦する価値は十分にあります。
リーフの棚には階段状の構造物のような地形の場所や通路もあり、
まるで海底遺跡のような地形ポイントでもあります。
水深25~30mぐらいにあるドロップオフの壁には、イソバナなどの
大きなソフトコーラル(ヤギ)があり、小魚がびっしりついていることもあります。
夏場は水が濁っているので、冬の水温が下がった時期に潜るのがオススメで、
潮の流れが非常に強いときがあるので、上級者向けのポイントです。