沖縄本島で地形派のダイバーに人気のポイントです。
ホール内は、縦穴からドロップオフの横穴に抜ける事が出来る形をしています。
このホールは、もともとは陸地にあった鍾乳洞が海中に沈んで出来たものです。
縦穴を潜降していくと、1つ目の部屋にたどり着きます。そこでは、現在も鍾乳石の後を見ることが出来ます。
縦穴は、真っ暗なのでライトを照らしながら潜降していきます。
ライトで闇を照らしながら進むので、冒険をしている様なドキドキ感でダイバー達の期待が膨らみます。
水深20m程の1つ目の部屋から上を見上げると、
遥か遠くに自分が入ってきた入り口が見え、そこから太陽光が降り注ぐ景色は、なんとも神秘的です。
1つ目の部屋から数十m横に延びた岩盤の穴をくぐり抜けて2つ目の部屋に入ります。
海底に溜まった砂を巻き上げない様に、BCに空気を入れて中性浮力を保ちます。
2つ目の部屋には出口があり、それがこのポイントの1番の魅力です。
ホールの外の海と太陽光が創り出した美しいブルーが、
ホール内に向かって差し込んでおり、その光景は、言葉では表せないほど幻想的です。
さらに、そのブルーの光の中をハタンポが群れをなして泳いでおり、そのシルエットがまた美しいのです。
そんな美しく、幻想的な世界を飛び出してからも楽しみは終わりではありません。
なんと出口を出た先は、大型魚の回遊コースなのです。
運が良ければ、大型回遊魚を見られる事もあります。
この魅力溢れるドリームホールは、上級者向けのコースです。
経験を積んだ者だけが見られる夢の世界が広がっています。
【見られる生物】
リュウキュウハタンポ・アカマツカサ・ホウセキキントキ・スミレハナダイ
【必携】
水中ライト