サンゴが見たい!というダイバーに大人気なのが野崎というダイビングスポットです。
港から約50分、慶良間の珊瑚ポイントと言えば野崎と言われる位、
ユビエダハマサンゴの群生が見事なポイントです。
渡嘉敷島の西にあり、
体験ダイビングからファンダイビングまで楽しめる幅広いポイントです。
この周辺の魅力は、サンゴとそこに生息する魚たちの穏やかな水中風景です。
白い砂地に点在している東西数百メートルに伸びる根の上は、
一面がエダサンゴに覆われております。
このエダサンゴのすき間は、小さい魚たちが、
大きな肉食の魚たちから身を守るのに最適なことから、
サンゴの上には数百~数千のデバスズメダイが見られます。
デバスズメダイは、ダイバーが近付くとサンゴの中に隠れたり、
出てきたりと、一斉に同じ動き方をします。
その揃った姿は、大変美しいものであります。
このダイビングポイントは、マクロ系が大変充実していて、フォト派のダイバーには、お勧めのポイントです。
ここでは、運が良いとアオウミガメも見ることが出来ます。
ウミウシは、ケラマ周辺で通年見られるミゾレウミウシ、いぼいぼが個性的なコイボウミウシが見られます。
小魚では、ミナミハタタテダイやツノハタタテダイなどが見られます。
ミドリイシ珊瑚は非常に壊れやすいので、
珊瑚の上を泳ぐ際は、中性浮力をきちんと取るように気を付けて下さい。
ケラマで潜る機会がある際には、ぜひ一度は訪れていただきたいポイントです。