マダラトビエイ
ダイバーに人気がある最高の被写体
世界各地の温帯・熱帯海域に広く分布し、体は円形です。背面には淡いブルーグレーに白い水玉模様、腹部は真っ白でとてもきれいな配色をしています。主に砂地に生息し、砂の中に潜む甲殻類を捕食するため、海底で砂を掘るような行動をとります。ダイバーに人気があり、流れのあるところで見かけることが多いです。群れで行動することが多く、ホバリングする姿はとてもきれいで最高の被写体になります。
ギンガメアジ
トルネードを巻く姿、通称「ギン玉」は圧巻
名前の由来は、体の色が銀紙を張ったように見えることからきています。熱帯や亜熱帯地域のサンゴ礁や岩礁、リーフやドロップオフの中層に群れを作って生息しています。ギンガメアジの濃密なトルネードを巻く光景は圧巻で、その形や大きさから一部のダイバーの間では「ギン玉」とも呼ばれています。
ホソカマス
縦長の群れを成すバラクーダの仲間
沿岸の浅瀬や岩礁域に縦に伸びる群れを作って生息し、体側に2本のラインがあるのが特徴です。ラインの色は黒っぽく見えますが、水中では黄色の線に見えます。タイワンカマスとよく似ていますが、見分け方としては尾ヒレに黄色いラインがあるかないかで、ないのがホソカマスです。英明は「シャープフィンバラクーダ」で、実はバラクーダの仲間です。