


ヨスジフエダイ
小さい生物は要注意!

フエダイの仲間としては、小型に分類されます。主に、サンゴ礁域や岩礁域に大きな群れを作って生息しています。特徴は、黄色いからだと4本の青白色縦帯があることです。他のフエダイとは、縦帯の数で見分けることが出来ます。魚・エビ・カニ・イカ・タコ等をよく食べていますが、口に入る生き物なら何でも食べてしまうという一面もあります。
カミソリウオ
特技は天才的な擬態

水深3-30mほどの岩礁域・サンゴ礁域に生息し、オス・メスのペアでいることが多い魚です。波に漂うようにして泳ぎ、海藻や海草片に擬態しているのが特徴の1つです。この魚たちのみせる擬態はとても素晴らしく、ダイバーたちに大人気となっています。色は茶色、緑色、赤色等、まわりの環境に合わせて変化します。
ヘコアユ
逆立ち泳ぎのスペシャリスト

浅瀬のサンゴ礁域に生息し、体長15㎝ほどの葉っぱのような薄さの魚です。方言では、「キーヌハーイユ(木の葉魚)」と呼ばれています。タツノオトシゴに近い仲間で、頭を下にした状態で逆立ち泳ぎをすることが最大の特徴です。しかし、速く泳ぐ時は水平になって泳ぐことも可能です。ダイバーや外敵が近付くと体の向きを変えてカムフラージュの技を使います。