座間味島の南にあるトウマ浜の西端のポイント「ドラゴンレディ」
1989年に公開された『彼女が水着にきがえたら』という映画の撮影地で、
撮影のセットとして使用された場所です。
映画の撮影の為に、トウマ浜に沈められた飛行機は、
座間味村の希望で、そのまま残された飛行機の名前から「ドラゴンレディ」というポイント名が付いたそうです。
撮影が行われてから、既に20年以上が経っており、波や台風の影響を受け、
機体はバラバラになってしまっています。
ですが、翼や胴体、コックピットや計器類等の一部だと分かるものもまだ残っているので、
歴史を感じられるポイントとなっています。
映画をきっかけにダイビングを始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここは、透明度も良く白い砂浜が続く、癒しのスポットです。
砂の中には、ヒメオニオコゼが埋もれています。
ヒメオニオコゼは、前足のような爪でゆっくりと歩くのが特徴です。
但し、ヒレには毒があるので、充分注意しながら、観察して下さい。
また、スカシテンジクダイが根に群れていたり、ヨスジフエダイ、クロオビアトヒキテンジクダイ、ユカタハタ、
ハナミノカサゴ、クマノミ、ハゼ、ガーデンイール、ウミウシ等、
たくさんの種類の生き物を見ることが出来ます。
マクロ派のダイバーさんには、とっておきのスポットです。
のんびりゆったりとした時間が流れている場所なので、
じっくり写真を撮ることも出来ます。
海の中の風景に思う存分、癒されて下さい。